代襲相続が発生した場合の生前対策はありますか?

先日、息子(長男)が不慮の事故で亡くなりました。私は妻を既に亡くしており、子は長男と次男の2人です。長男夫婦には子供が3人いますが、私が亡くなった場合、相続人は誰になるのでしょうか?長男の子供3人はまだ未成年です。今後、私が生きているうちに、残された長男の家族のために何かしておいた方がいい相続対策はありますか?

長男が生きていれば、相談者の相続人は長男と次男となります。しかし、このケースでは、相続人である長男が相談者より先に亡くなってしまったため、代襲相続となり、長男の代わりとして、長男の子供3人と次男の計4名が相続人となります。

代襲相続の場合、長男の妻は相続人にはなりません。子供3人の法定相続割合は、長男が受けるはずであった相続分2分の1のさらに3分の1ずつとなりますから、相続分は次男が2分の1、子供3人は各々6分の1ずつとなります。

この状況で相談者が亡くなった場合に、遺言書等を作成していなければ、次男と長男の子供3人の計4名で遺産分割協議をする必要があります。長男の子供たちが相続開始時に未成年の場合は、家庭裁判所に対し特別代理人の選任申立てをしなければなりませんし、世代をまたいでの遺産分割協議となるため、次男と長男の子供の間で、“争続”が起こる可能性も十分考えられます。長男の妻は相続人ではありませんが、相続人である子供たちの母親ですから、遺産分割協議に口出しをし、もめる可能性もあるでしょう。

遺産相続後の親族の円満な人間関係と生活を考えて、こうした“争続”を回避するために、民事信託、遺言、生前贈与、生命保険等を活用した生前対策をしておくことが望ましいと思います。

状況に応じて、最適な生前対策は変わりますから、専門家に相談することをおすすめいたします。

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